SANYO KASEI
株式会社 長野三洋化成
新卒サイト

生産部 製造担当

大きく4つの仕事に分かれます

01
コンパウンド製造

 ホースを生産するための原材料であるコンパウンドを生産し、袋詰めをしています。当社で製造されたコンパウンドは自社だけでなく、全国の企業に供給され、ホースをはじめとしたビニール製品作りを支えています。

02
ホース製造

 押出成形機という機械を用い、ホースを製造しています。長野三洋化成には100種類を超えるホースを製造しているため、製法や材料も異なります。それぞれに最適な機械制御を行うだけではなく、ホースの巻き取りや箱詰めなども行っています。

03
まな板製造

 家庭用から飲食店などでも使われる業務用のまな板まで、様々な種類のまな板を生産しています。まな板の成形機械のオペレートはもちろん、成形されたまな板に不良がないかの確認を行ったうえで、滑り止め加工や抗菌加工、商品の袋詰めまでを担当します。

04
成形加工

 金型にプラスチック原料を流し込み、固めて製品を作る射出成形という製法で、ホースリールや子供用のおもちゃ道具などを生産しています。ただ原料を流し込むだけでなく、流し込む際の温度や圧力などを細かく調整する必要があり、見かけ以上に繊細な仕事です。

生産部で働くとは?

01
製品を生み出す最前線

 生産部は、いわば「長野三洋化成の製品づくりのエキスパート」です。それぞれの成形機械や設備のオペレーションを通じて、長野三洋化成の顔ともいえる製品たちを自分たちの手で作っています。

02
勤務は3交代だから、
自分の時間をしっかりとれる

 生産部の勤務は3交代制なので、残業がほとんど発生せず、予定外の勤務になることが少ないため、自分の時間がきちんと取れます。勤務時間は、「早番」「遅番」「夜勤」に分かれ、勤務終了時間になると次の勤務の社員が出勤するので引き継ぎを行います。勤務が終わった社員は、趣味を満喫したり遊びに行ったりと、自分のために時間を割いています。

03
地道にコツコツと、
息抜きしながら働ける仕事

 製品づくりや機械操作などは、習得するまで地道に取り組んでいかなくてはいかない仕事ですが、経験を積めば知識やノウハウが身に付きます。身に付いた感覚や知識によってスムーズに製造ができるようになり、コツコツ続けていけばできる作業の幅も広がります。 機械操作ができてしまえば、あとの製造工程は機械にお任せできます。その間に、次の工程の準備や業務の勉 強をしています。ときには息抜きで社員との雑談をすることもあります。

働く姿の先輩を見る!

生産部で働く、先輩の姿

生産部 成形管理係
佐藤さん
2014年 新卒入社

プラスチックは鉄を扱うよりも簡単そう?

 私が長野三洋化成を知ったきっかけは、高校で見た求人票です。 求人票には、プラスチック製造をしている会社ということが記載されていました。勝手なイメージですが、プラスチック製造は鉄よりも簡単に加工や製品化ができると思っていたので、「簡単そう」という軽い考えで、工場見学に応募し、入社しました。 ですが、入社して働きだしてからはそうした「簡単そう」というイメージが大きく覆されました。

入社してまず担当したのが、射出成形機のオペレートです。当時は、単にできた製品を確認するだけだと考えていましたが、実際にはプラスチックの素材や性質に合わせ、機械の設定(温度や圧力)を変えていく必要がありました。
 更に製造する製品によっては、独自の製法や条件があり、想像以上に「奥深い仕事だな」と感じ、面白みを感じるようになりました。

プライベートの時間がしっかりとれるから、メリハリよく仕事できる

 勤務は、早番・遅番・夜勤の3交替勤務なので、人混みが少ない平日がお休みになる日もあります。また、残業は基本的にありませんし、休日出勤もありません。なので、休日はゆっくりキャンプを楽しんだり友達とドライブをしたり、外に出てリフレッシュしています。新入社員の方ともウマが合ったらキャンプをしてみたいですね。

 しっかり働いて、しっかり遊べる。 メリハリがあるのがこの仕事の特徴だと思います。

 また、自分が携わった製品を街中で見つけられることもこの仕事のやりがいですね。プライベートで友人と遊んでいるときに、自社の製品を見つけると「これウチで作ったんだよね」と紹介できるし、普段は工場でしか製品に触れないので、実際にお店に並んでいるところを見るとワクワクした気持ちになります。

仕事を覚える際の大敵は「遠慮すること」

 入社した時は先輩に一対一で教えてもらいながら常にメモを用いて覚える努力をしていました。しかし、右も左も分からない私はプラスチックの種類や製法、機械の取り扱いを説明されても暗号や呪文のように感じるだけでした。

ですが、実際に仕事をしていく中で、先輩たちが「いつでも聞きにきていいよ」と優しく声をかけてくださり、遠慮なく困ったことや分からないことを聞きにいくことができました。

 そのお陰もあり、当初は暗号や呪文のように感じた言葉の意味や機械の操作方法も分かるようになり、仕事を徐々に覚えていくことが出来ました。今思うと仕事を覚える一番の近道は、質問をしたり、相談したりすることを「遠慮しないこと」だと感じています。分からないまま止まってしまうと、自分自身が苦しくなってしまいます。

 最初から仕事ができる人はいません。それを当たり前に思い、何でも聞く姿勢を持つことが大切であると学ばせて頂きました。

新製品の試作も任されるように

 仕事を始めて三、四年後に新製品の試作を任せて頂けるようになりました。今までにはない新しい製品を作るため、製造方法をまとめた手順書はありません。一から自分で手順や条件(温度や速度、圧力)を手探りで考えなければならず、正直、気が重たくなるほど大変で、どうすれば良いのかが分かりませんでした。

 ですが、周りの先輩たちも一緒に考えてくれて、私自身も諦めずにやってみようと前向きに思えるようになり、今まで自分が失敗した経験も思い返しながら仕事に取り掛かりました。

 例えば、これまで学んだ「成形した製品が欠けてしまうときは、射出の速度や圧力を調整する必要がある」などといったことを一つ一つ試し、徐々に試作作りの感覚を身に着けることができました。

これからも成長し、頼られる存在を目指す

 これからも、さらなる力を身に着け、様々な不良や金型のトラブルに臨機応変に対応できるようになっていきたいです。むしろ自分で対処できるだけではなく、教えられるくらい力をつけて、新入社員の方や周りの方を支えたいです。

 相談しやすい・聞きやすい環境があったからこそ、私はここまで成長してこられたと感じています。だからこれからも、新入社員が先輩に相談しやすい・聞きやすいと思えるような環境を守っていくだけではなく、自分も頼りがいのある先輩になっていきたいですね。

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